これが、わたしの珈琲道(コーヒーみち)

喫茶店を開店します。まずはブログを作り宣言することから始めることにしました。

Detroit

キャスリン・ビグロー監督の映画デトロイトを鑑賞しました。
1967年のデトロイト暴動を描いた映画です。
ビグロー監督はハート・ロッカーゼロ・ダーク・サーティを観ていますが、
時代と場所は違えど、いつどこで何が爆発し、銃弾が飛んで来るかわからない緊迫感という点では、
描かれている世界は近いものがあります。

映画の中でコーヒーも出てきます。
食料品店の警備員デュークスミスが、暴動の最中、店の近くの警備に来た州兵に
コーヒーを振る舞うのです。
右手にマグカップ4つ、左手にはコーヒーの入ったポット。
入れてから少し時間は経っているのでしょうが、州兵たちは「悪くない」とコーヒーを飲んで少しばかりリラックスします。
デュークスミスとしては、店は自分たちで守るし、この店に変なのはいないとシグナルを送る意味もありコーヒーを提供したのでした。
暴動の中にあって、勇敢で冷静な男が入れるコーヒーが印象に残るシーンでした。